11月22日は小雪です。
東京では新型コロナウィルスの新規感染者数もずいぶん少なくなりましたね。
街にも活気が戻りほっとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一日の平均気温もずいぶん低くなり、近所の銀杏(イチョウ)の木もだんだん色づいてきました。
さて、寒くなると気血の流れが悪くなりがちです。
そうなると知らず知らずに筋肉が堅くなります。
こんな時、急に重たいものを持ったりすると思わずギクッと来ることがあります。
こうなる前に身体を冷やさない工夫が大切です。
「腰が痛いときにどこにお灸をしたらいいですか?」
先日こんな質問をいただきました。
一般的には腰は腎の府といって腎気が虚すと腰が痛くなりやすい。
ですから腎に関係するツボ(例えば腎兪や志室、太渓など)が腰痛のツボと言われています。
(他にも「腰背は委中を求む」なんて言うのもありますが・・・)
ですが実際には腰の痛みには様々な原因がありますので必ずしもそこにお灸をしたからと言って効果があるとは限りません。
当院では本治法をメインに行っているのであまり○○のツボという治療を行っていないのです。
この時期セルフケアとしてお勧めなのは尾骨の上のところ仙骨にペタッとホカロンです。
最近ではもぐさが入ったホカロンのような形のお灸もありこちらもなかなかいい気持ちです。
冷えは足元から入ってきますのでとにかく足を冷やさないように気を付けてくださいね。