腰・足の不調
変形性膝関節症
45歳以降で急増!
膝は、ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)と膝のお皿と言われている膝蓋骨で構成されています。
大腿骨と脛骨の間には半月板があります。この半月板はクッションの役目をしています。
また関節の表面は軟骨(硝子軟骨)に覆われていいます。この硝子軟骨は軟骨細胞とコラーゲン、そして水分からできています。
この軟骨と関節液のおかげで膝の関節はスムーズに動くことができるのです。
変形性膝関節症とは、加齢により膝の軟骨が作られるよりも分解してしまう割合が大きくなってしまう疾患です。
原因としては外傷などの明らかな原因のあるものを除くと肥満や膝関節のまわりの筋肉のバランスがくずれ重さが一か所に集中した結果、軟骨がすり減ると考えられています。
膝関節の周囲には多くの筋肉がありますが、実際は膝の周りの筋肉だけではなく身体全体のバランスの崩れで膝に負担がかかりその結果痛みが生じています。
実際の治療では膝周りの筋肉の不均衡だけではなく身体全体の調整をすることが大切です。