相生(そうせい) 相克(そうこく) 相剰(そうじょう) 相侮(そうぶ)
なんだか難しいお経のようですが、これ五臓のバランスのお話です。
東洋医学では自然界に存在する季節や色、味、音などや人体の五臓や六腑、組織や器官、感情や声などをそれぞれ木火土金水の五つに分類します。
五行学説と言います。(まさに、フィフス・エレメント!昔そんな映画がありましたね。)
相生とは、我を生み、我が生じるという関係。
相克というのは、我を剋し、我が剋されるという関係です。
相生相克というのは自然界の正常な現象です。
つまり相生とは資生助長、促進の関係。
相克とは相互制約、抑制の関係です。
生んだり生まれたり、抑制したり抑制されながらネットワークとして正常に機能しているという事になります。
このバランスが崩れると身体の不調が発生することになります。
つまり本体の気が充実していれば、相生になるがそうでなければ相生はできない。
気に余りがあれば、勝つものを剋するだけではなく本来は剋されるはずのところを剋してしまうという事になります。
例えば、木に属する肝気は本来は快くゆったりしているのですが肝気の流れが滞るとイライラしたりうつうつしたりします。
そこで治療しないと木剋土の関係から脾(胃腸)に病が発生します。
つまりストレスでイライラする(≠肝気の働きが亢進=木)となんだかお腹の調子が悪くなる(≠脾虚=土)といった感じです。
こんな関係を相剰といいます。
他にも冷たい物を食べたり飲んだりしていると胃腸(土)がくたびれて腰(水)が痛くなるなどなど。
実際にはもう少し細かく見ていきますがざっくり説明するとこんな感じです。
持ちつ持たれつ・・・内臓はこんな風にバランスをとっているんですよね~
今のは臓腑経絡病のお話です。
太一堂のはり治療では、こんなふうに五臓のバランスを調える事を重要視しています。
この五臓のバランスを調えるということが自律神経のバランスを調えるという事につながっていくのです。















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