猛暑の薬膳2

胡瓜(きゅうり)・冬瓜(トウガン)・苦瓜(ゴーヤ)・西瓜(スイカ)・・・。

ウリの字の付く野菜には体の熱を下げ小水の出をよくする作用のあるものが多くあります。

胡瓜(きゅうり)

性質:甘涼

帰経:肺・脾・胃

性質:清熱・利水・解毒

主治:熱病口渇・小便短赤・水腫尿少・水腫尿少・やけど・あせも

清熱とは体の熱を下げるという意味です。

利水とは体の余分な水分をお小水で体外に排出するという意味です。

苦瓜(ゴーヤ)

性質:苦寒

帰経:心・脾・肺

性質:袪暑滌熱・明目・解毒

主治:暑熱煩渇・消渇・赤眼疼痛・痢疾・瘡瘍腫毒

苦味には清熱、泄降、燥湿、健胃作用があります。

袪暑は暑気払い、滌熱というのは熱を洗うという字の如く清熱よりさらに熱を下げる作用があるということです。

消渇というのは現代医学で言うところの糖尿病に似ています。

糖尿病初期に見られるいらいらしてのどが渇く、口が乾燥する、トイレが近くて量が多い、食べても食べてもお腹がすくなどの症状の時にもいいということす。

最近では血糖値を下げる効果や抗癌作用もあると言われています。

冬瓜(トウガン)

性質:甘淡・微寒

帰経:肺・大小腸・膀胱

性質:利尿・清熱・化痰・生津・解毒

主治:水腫脹満・淋証・脚気(水虫)・暑熱煩悶・消渇(糖尿病)・瘍腫痔漏

とうがんの主な働きは利尿です。やはり清熱作用があります。

この他に生津といって体に必要な水分を生み出してくれる・・・つまり補う働きがあります。

 

西瓜(スイカ)

性質:甘寒

帰経:心・胃・膀胱

性質:清熱利尿・解暑生津

主治:暑熱煩渇・熱盛津傷・小便不利

やはり清熱と利尿の作用があります。解暑というのは暑気払いということです。

以上紹介した夏の野菜はそれぞれ体を冷やす性質があります。

お腹が弱くなんとなく冷えやすい人、クーラーの中に長時間いて体が冷えすぎている人は、食べ過ぎないようにしてください。

そんな時は生姜や紫蘇などと一緒に食べると冷えすぎるのを防いでくれます。

 

熱中症対策にカットしたスイカや乱切りしたキュウリなど(塩をふり生姜をすりおろしておく)すぐ食べられる状態にして冷蔵庫に常備しておくといいでしょう!

他にも湯剝きしたトマトに塩コショウしレモン汁とお酢(米酢やワインビネガーなど)、オリーブオイルマリネなどもお勧めです。

ミントにも清熱作用があるのでスイカにミントを加えたりトマトにミントを加えたりと工夫すると身体の余分な熱を取り除く働きがあります。

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