春先歯が浮いて気持ち悪い、疼くという方が多くなります。
春は自然界の多くの物が動き出す季節ですが、実は人の身体もそれと呼応して生理機能も活発になり始めます。
普段気づきませんが皮膚が湿気を帯びて柔らかくなり始めたり、歯肉も動き出して親知らずが疼いたり、それまでなかった症状が出始めます。
この時期歯が浮いて歯肉が疼く方が気を付けなくてはいけないのは、胃に負担をかけないようにすることです。(漢方では胃と歯肉は経絡でつながっていると考えられています。)
そのため歯肉が動く季節に胃をいじめると、歯肉が浮いたり疼いたりすることがしばしばおこります。
また砂糖や果糖の取りすぎは症状を悪化させることになります。
暴飲暴食や深夜の食事は、知らず知らず胃に負担をかけて歯ぐきだけでなく体のあちこちに不具合を起こす基となりますので十分ご注意ください。
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