冬と腎の関係

素問の六節臓象論というところに「腎なる者は、蟄を主り、封臓の本、精の処なり。・・・陰中の少陰たりて、冬気に通ず。」とあります。
※蟄・・・虫類が土の中に隠れている様子を表します。
※封臓・・・貯蔵を意味します。

東洋医学で考える五臓の働きは西洋医学とは少し違います。

[腎は精を蔵する」

腎の持っている働きの一つです。

この精というのは人の成長や発育、生殖に関係する物質です。また生命を維持するのにも必要な物質と考えています。

もしこの精が不足すると子供の成長が遅くなったり、発育不良、知力の低下を引き起こします。

また年を取るのが早くなり、髪や歯が抜けたり、耳の聞こえが悪くなったり老眼になったり、不妊症になったりします。

ですから腎を補う事が若さを保つ秘訣なのです。

この精を蔵するという働きは冬になると活発になります。

冬は寒くなり地面は凍り、動物たちは冬眠する季節となります。植物の種は地中深く潜ります。

この自然界の働きと腎の精を蔵するという働きが相通じるのです。

 

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