つゆ時の胃腸の不調

水はけの悪い土地に雨が降ると大変です。

水たまりができたり、苔やカビが発生しやすくなったりします。

梅雨時や雨降りの時、なんだか胃腸の調子が悪い人はまさにそんな状態です。

漢方で脾は「水液の運化を主どる」と考えます。(東洋医学では脾臓は胃腸や膵臓の働きをひっくるめた概念になります。五臓である肝心脾肺腎は五行に分類します。この中で脾臓は土に該当します!)

食べ物は胃の中でドロドロに溶かされて液体状の物質になりますよね。これを水穀の精微っていいます。

この中には身体に必要な栄養成分や水分がありますが、余った水分は肺や腎の気化機能により汗や尿となり体外に排出されます。

もし脾の運化の働きが上手くいかないと身体に余分な水分が溜まりやすくなってしまいます。

雨が降り続いたり湿気の高いところで生活していると調子が悪い人は脾胃の働きが低下しているのかもしれません。これを脾虚といい脾のエネルギーが不足した状態です。

そうなるとなんとなく食欲がない、気持ちが悪かったり、膨満感・・・便が緩くなったり反対に便秘したり・・・。

水はけの悪い土地には土壌改良する必要があるように脾虚の場合も体質改善が必要です。

特に梅雨の時期は、生ものや冷たい物、瓜類や果物、脂っこいものや甘い物ばかり食べたり、お茶やお酒の飲みすぎなどに注意してください。(梅雨の薬膳をご参照くださいね。)

セルフケアとしては中カンや足の三里のツボにお灸をするのもお勧めです。中カンは臍とみぞおちの剣状突起との丁度真ん中にあります。足の三里は膝の外膝眼から指四本分下にあります。

それでもあまり改善しない場合は本治法をする必要があります。季節と体質、脈や尺膚の状態から毎回ツボを決めていくので必ずしも〇〇に効くツボというわけではありません。

 

 

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