発達障害のグレーゾーン

「発達障害のグレーゾーンといわれました。」

最近病院でこんな診断を受けたと言ってお子さんを連れてくる方増えてきました。

以前はあまり聞きませんでしたがきちんと診断する病院が増えたせいなのでしょうか。

発達障害の分類の仕方はいくつかあるようですが、ASD(自閉症/アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)などがあります。(これらは並存していることもあります。)

詳しくはこちらをご参照ください。政府広報オンライン~発達障害って何だろう~

発達障害は脳の機能に問題があるため、さまざまな症状がでて不適応が生じている状態。社会生活面で問題が生じているかどうかが判断の基準になるそうです。

グレーゾーンと言われましたといって来たTくんの主訴は身体の痛みでした。病院ではとても難しい病名がついていましたが、お母さんがもしかしたら自律神経に問題があるのかも・・・それなら鍼灸がいいかもと思ったそうです。

数回の治療でT君の痛みはよくなりました。

こだわりの強さやコミュニケーションが苦手だったTくん。

もしかしたら他の子よりも少し痛みを感じるセンサー働きやすいのかもしれません。

ここで少し面白い話があります。

皆さんはオキシトシンというホルモンをご存知ですか?

脳の中でつくられ「癒しホルモン」「安らぎホルモン」などと言われています。オキシトシンが分娩やお乳を出すために作用することは古くから知られていましたが、最近の研究では、オキシトシンが心(脳)にも作用して、痛みを抑えたり、愛情や信頼、安らぎを作り出すことが明らかになりつつあるのだそうです。

このオキシトシンはやさしく愛撫されたりすることで大量に分泌されます。

小児はりは一定のリズムで皮膚を刺激していきます。その感覚は羽毛に撫でられるような非常に気持ちのよいものです。

小児はりの治療がなぜ効くのか・・・そのメカニズムはもしかしたらこんなところにあるのかもしれませんね。

昔はおじさん、おばさん、大勢の大人に囲まれて育つのが普通でした。空気を読むのが苦手で少しコミュニケーション能力が低くても人と関わらなければ生きて行けない世の中でした。グレーゾーンであれば生活していくうちになんとかなったのかもしれません。

歴史上の偉人の中にはもしかしたら・・・という方がたくさんいるそうです。多少コミュニケーション能力が低くてもこだわりの強さは研究者や職人には必要な気質ではないでしょうか。

こだわりの強さが個性としていい方向に伸びてくれたら素敵だな~と思います。

 

 

関連記事

  1. チック①

  2. チック②

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP