腰・足の不調

腰痛

肝腎要

にくづきに要と書いて腰と読みます。肝腎要(かんじんかなめ)という言葉があるように腰は身体の中心に位置しています。

腰痛といえば鍼治療、鍼治療といえば腰痛と当院でも来院理由のトップです。

皆さん、腰の不調の原因は何だと思いますか?

実は現代医学でも腰痛の85%は原因の特定が難しい非特異的腰痛症です。よく聞く腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、脊椎圧迫骨折など原因が特定できるものは残りのわずか15%となります。

実際、ヘルニアがあっても痛みがない方もいるという事実が分かって来ました。そこで西洋医学でも腰痛の本当の原因は他のところにあるのではと考えられるようになってきたようです。

東洋医学では経絡という気の流れのルートが滞ることによって痛みが引き起こされると考えます。
例えば太陽膀胱経という経絡は目の内側から頭を通って首、背中、お尻、ももの後ろ側、ふくらはぎと身体の後ろを通ります。

少陽胆経という経絡は目の外側から身体の脇を通って足の外側を下降します。

実際腰痛で来院された方の身体を診てみると痛む場所は臀部にあっても硬結と言って筋肉の塊が生じているのは背中のもっと上や別の場所というのはよくあることです。

最近では筋膜といって筋肉を囲んだ薄い膜の滑走性の悪さがこりや痛みの原因と言われるようになりました。
面白いことに筋膜のルートは経絡のルートと似ています。

太一堂のはり治療では単純に痛いところを刺すというよりも痛みを生じている原因を探り施術していきます。








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