チック②

「んっ、んっ」と無意識に声を出したりや風邪でもないのに「コン、コン」と咳払い。

「あれっ?」

ちょっと変だな・・・。お母さんは思います。

チック症状は緊張していたりするとあまり出ませんが、お家に帰ってきてふっとリラックスしたときに出ることが多いのです。

「最近以前に比べて症状がひどくなってきたんです。学校やお友達の前でも症状が出るようになってしまいました。」

一過性のチック症状でそのまま良くなってしまうといいのですが症状がだんだんとひどくなったり、特に学校やお友達と一緒の時に症状が出てくるとお母さんもちょっと心配です。

症状がひどい場合は少し集中して小児はりを行います。

小児はりは子供用のはりを使って体表を撫でるように施術します。羽毛で撫でられているような心地よい刺激ですのでお子さんでも安心です。

チックの前駆症状としては、いわゆる疳の虫があります。

爪をかむ・頭髪を引っ張る・唇をなめる・イライラしてよく怒る、日常動作に落ち着きがなく不安げな目つきをするなどです。

軽症では瞬目・鼻をならす・口をゆがめるなど首から上の症状が出てきます。

このような時は頚肩部の筋肉がガチガチとなっています。1~2週間毎日連続して小児はりをします。頚肩部の筋肉を充分にほぐしておかないと再発します。

中程度になりますと首や肩に症状がでてきます。首や肩をゆする イライラして落ち着きがない親の言うことを聞かない簡単なミスを犯して成績が下降線をたどるなどです。肩甲骨と肩甲骨の間の筋肉がまでガチガチになっています。

隔日治療で3ヵ月程度が必要となります。一応症状が治まりますが、しばらくすると再度顔面にチック症状がでてきます。鍼治療だけでなくご両親の協力が必要です。

重症になりますと身体全体を動かしたり、顔面部の症状も残り見るからに異様な雰囲気となります。

こうなると頚肩・肩甲間部のみならず腰部・仙骨部の筋・靭帯までがガチガチに固まってしまいます。

ここまでひどくなると少し時間が必要です。はりをすると症状が軽減されるがすぐ元に戻ってしまう。

 

できればこうなる前に小児はりをおすすめします。

 

チックはクセではなく身体がつらくて出ている症状です。(西洋医学では神経伝達物質のドーパミンのアンバランスで生じると言われています。)

発生原因としては心因的ストレスが発生の起爆剤となり緊張が解き放たれた自宅などで観測されることが多いようです。

 

チックを発症させた間接的心因的ストレスを取り除いたり、神経を安定させるために治療を行えば慢性化や反復性はかなり防げます。

 

 

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